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　〜Drug　ピル服用にあたっての注意〜

ピルを飲み始めるにあたって、その効果を続けるためには注意しなければいけないことがたくさんあります。

まずピル以外に飲む薬がある場合です。薬の中には、ピルの避妊効果を低下させるものがあります。結核の薬や、ある種の抗生物質などが代表的なものになります。ピル以外の薬を飲まなければいけなくなった時には、その薬をもらう前に医師にピルを飲んでいると伝えるようにして下さい。

次に喫煙です。ピルを服用するにあたって喫煙は、静脈血栓症・心筋梗塞・脳卒中などの副作用の危険性を高めると言われています。この危険性は、年齢35歳以上、喫煙量1日15本以上により増加すると言われています。したがって、35歳以上の人でピルを服用する場合には、禁煙することが必要になります。

次に保管方法です。ピルは、高温・多湿や強い光に長時間さらされると、効果が弱まることがあります。そのような場所は避けて保管するようにして下さい。

このように注意することによって、ピルの効果を下げることなく服用することが出来ます。ピルをきちんと正しく飲めば、ほぼ100%の避妊効果が期待できますが、ピルを服用していても1,000人に1人の人が妊娠する場合があります。

万が一、妊娠してしまい、どうしても自分の立場や環境・将来を考えて、今は妊娠を継続できないと判断せざるをえない場合があります。人工流産（中絶）は決して勧められるものではありませんが、人生にとって1つの選択肢であることは確かです。

あなた自身が決断したことなら、決して自分を責めたり、後悔しないようにして下さい。これから決して同じことを繰り返さないように、自らの性に責任と自覚をもち、積極的に避妊を意識することが大切です。

避妊とは、あなたの人生に関わる大事な問題です。望まない妊娠を避けるためには、男性任せにするのではなく、あなた自身が確実な避妊方法を考え、実行することが大切です。



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