|
貯蓄を重視している保険には、年金保険、こども保険などが上げられます。
■個人年金保険について
国民年金や厚生年金と言った公的年金保険だけでは、老後に不安を感じる方が主に加入する保険です。個人年金保険には死亡保険金がなく「生存保険」の部類になります。特徴は税法による所得税の生命保険料控除の対象となっていることです。定期保険や終身保険のような生命保険も同様ですが、個人年金保険は生命保険とは別枠で申請することができます。最近の個人年金では、その時点まで支払われた保険料合計額から、ある程度の割合で「死亡給付金」として支払われるものもあります。年金の受け取り方は、「確定年金」「終身年金」「夫婦連生年金」の3タイプのものがあります。
確定年金とは被保険者の生死に関わらず受け取れる年金額が最初から確定しているものです。
終身年金とは被保険者が生存している限り一生涯支払われるものです。最近では一定期間の年金支払いを保証し、その期間中に被保険者が死亡した場合は、残りの期間分の年金を全て支払う「保証期間付終身年金」が一般的なようです。
夫婦連生年金とは主としてはは終身年金ですが、被保険者または被保険者の配偶者のいずれかが生存している限り、年金が支払われるという保険です。年金額が二人分という意味ではありません。終身年金同様、保証期間を設けた「保証期間付夫婦連生年金」があります。 |
■こども保険について
こども保険とは原則として親が契約者、子供が被保険者になって契約します。子供の入学、進学時に祝い金、満期になれば満期保険金が受け取れます。親が死亡した場合には以後の保険料の支払いが免除され、祝い金や満期金は契約時に約束したとおりに支払われます。つまり子どもの教育費を保険で貯めて、子どもが成人するまでの親の死亡保障も用意するといった保険になります。保険によっては毎年残された子どもに対する教育資金として、育英年金が払われる場合もあります。育英年金付の場合、親が早く亡くなった時には非常にお得な保険になりますが、貯蓄性は非常に低くなることを頭において置くことが大切です。ここでアドバイスとして言えることは必ず総払込保険料と途中で受け取る「祝金」と「満期保険金」の総額を比較することが重要です。総額が、総払込保険料を下回るようでしたら、銀行や郵便局での積立にて、教育資金を用意するほうが得策だと思います。 |
保障を重視している保険と貯蓄を重視している保険のどちらも重要視したいという方もいらっしゃると思います。どちらも組み合わせた保険も存在します。次にどちらも重要視した保険の種類について説明します。
>保障性と貯蓄性を組み合わせた保険
Copyright c
2005- 検索ドットコム All rights reserved.
|