料理の裏技

　〜すき焼きの作り方と裏技〜

すき焼きといえば、牛肉が主役の料理です。やはり牛肉を一番おいしく状態で食べるのがベストな食べ方です。そんなすき焼きをおいしく食べる方法をお教えします。すき焼きは、霜降り肉で食べるのがおいしいですが、値段も高いですよね。そんな時には、安い牛肉と霜降り肉を混ぜて使います。混ぜて使うことによって、霜降り肉の旨みが煮汁に溶け出して、安い肉にも風味がうつります。こうすることで安い肉もおいしく食べることができますよ。

▼材料
牛肉、しらたき、白ネギ、焼き豆腐、しいたけ、春菊、白菜、日本酒、醤油、みりん、砂糖、卵、醤油、すき焼き用の鍋、ガスコンロ

▼作り方
�@まず材料の下ごしらえをします。野菜類は、食べやすい大きさに切ります。豆腐は16等分くらいでOKです。準備はこれだけで完成です。

後は、順次入れていきますが、最初から野菜をたっぷり入れてしまうと、その水分でお肉の旨みが薄まってしまい、せっかくのお肉が台無しになってしまいます。全体に材料をたくさん入れるより、隙間があくくらいのほうが、味が良くなじみます。

すき焼きは焼くという言葉がつくくらいですから、水分やダシの入れすぎですき煮にならないように気をつけて下さいね。調味料は少しずつ焦げないように入れていくのが、おいしい食べ方になります。

材料を入れたら、醤油・日本酒・さとう・みりんで味付けをしていきます。関西では、煮ながら直接入れたり、関東では、あらがじめ調合してから入れるといったような割り下だったりします。

地方によって独特な方法がありますが、どちらが正しいというわけではないので、好みで味つけをするとOKです。もし、味になにかが足りないと思ったら日本酒を少し加えることで、味がしまって旨みが出ますよ♪

豆知識として覚えておくと便利なのは、肉としらたきを近づけないことです。すき焼きを作る時にお肉としらたきを隣同士にしておくと、お肉が固くなり、色も悪くなってしまいます。

なぜかというと、しらたきに含まれている、石灰カルシウムが原因で、肉のタンパク質が石灰カルシウムを含んでしまうと、熱凝固が早くなってしまうからです。そのために煮えたときには、肉が固くなってしまいます。色が悪くなるのも石灰カルシウムを含んでしまうことで、色素が黒い色に変わってしまうために起こります。ですのでなるべく離して入れるようにしましょう。







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