料理の裏技

　定番メニューにワンポイント　〜オムレツ〜

オムレツといえば、卵料理の定番ですが、作り方はとっても簡単なのに、焦げてしまったり、形がうまくいかなかったりしますよね。そんな時にこの裏技を使えば上手く仕上がりますよ♪

オムレツの材料といえば卵ですが、卵の選び方でも説明したように、オムレツの場合は白身、黄身を両方使いますから卵のサイズはMでOKです。オムレツを作る時には1個じゃふんわりするには少なすぎるので、2〜3個使います。ポイントとしては、オムレツを作る前に必ず卵を冷蔵庫から取り出しておくことが大切です。冷えすぎた卵を使ってしまうと、焼き色がつきにくかったり、ふっくらしなくなってしまいます。

まずは卵を割って、卵を溶き下味をつけます。下味は塩・コショウ・牛乳を加え、卵は溶きすぎずに、黄身と白身がさっと混ざる程度で十分です。この時に酢を少量入れると卵の色あいもきれいに仕上がります。

卵が溶けたら、次にバターをひき、フライパンで焼いていきます。バターを使うと性質上焦げることが多々ありますよね。どうすれば焦げずにすむかといえば、バターはフライパンを熱する前に入れます。フライパンを熱してからバターを入れるとどうしても焦げてしまいがちです。

ですので、フライパンが冷たいうちからバターを入れて、バターが溶け出したら火からはずし、余熱でゆっくり溶かします。バターが溶けたら、すぐに卵を入れ、フライパンを火にかけます。こうすることでバターも焦げることなく、色合いもよくなります。火加減は強火で一気に作ると、外はしっかりして、中はとろりとなります。

オムレツといえば、一番難しいのが形づくりですね。形がくずれていても味は変わりありませんが、やっぱり見た目がきれいなほうがいいですよね。形の作り方は、卵を流しこんだら、フライパンをゆすりながら、お箸でかき混ぜます。卵が半熟になってきたら、フライパンを手前に持ち、卵をむこう側へ半月形に寄せ、フライパンの手前の角をお箸でたたいて卵を回転させ、形を整えます。

飲食店で注文すると必ずきれいな形で出てきますが、実際に上の方法を試してみても難しいものです。そんな時には、出来上がった後でキッチンペーパーで上からおさえて、形を整えます。ただし、出来立ての時に限ります。冷めてしまってからでは、形を変えることはできませんので注意して下さい。卵の味にもこだわりたい方は、一度オニオンビッツを拝見してみて下さい。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　⇒定番メニューのハンバーグへ