料理の裏技

　定番メニューにワンポイント　〜チャーハン〜

ご飯が多くあまったりした時や、手早くご飯を作りたい時にチャーハンを作ることってよくありますよね。材料もある物で少なくてすむし、作る側としても楽でいいですよね。チャーハンを実際に作ってみて、ベチャベチャになってしまった経験はありませんか？チャーハンを作るのは簡単ですが、ただ炒めればいいというものではありません。

まず作り方は、チャーハンに入れる野菜を刻んでいきます。チャーハンにいれるニンニクやショウガなどの香味野菜を細かく刻むのは面倒ですが、二つ割りにし、その上から包丁を寝かせて叩きつぶしたあとで、みじん切りをすれば簡単に手際よくみじん切りに出来ます。長ネギはたてに何本か切れ目を入れておき、端から刻んでいけば簡単に出来ます。チャーハンに限らず、他の料理にも代用することができますので、覚えておくと便利ですよ。

野菜が切れたら、フライパンを煙が出るくらいまで熱し、次に炒めていきます。はじめに卵をいれますが、ここでポイントになるのは、卵はいったん冷蔵庫から取り出しておくと、パラっと仕上がります。なぜかというと、卵が冷蔵庫に入っていると熱したフライパンとの温度差があまりにも違いすぎるので、せっかく熱したフライパンの温度が下がってしまい全体的にベタっとしてしまうからです。

多めの油で卵を炒め、ふんわりしてきたら次にご飯を入れますが、ご飯は冷めた物を使うといいと思われがちですが、炊きたての温かいご飯で作るほうが焦げつきにくく、上手くできます。ご飯の量は2人分以内にして下さい。あまり入れすぎてしまうと、ベタっとなる原因となります。ご飯を入れたら、手早くかき混ぜて下さい。

フライパンで炒めるコツといえば、前後に鍋を振るように動かし、手前に引くとき（フライ返し）は力を少しいれるとうまくいきます。ご飯がパラパラにほぐれてきたら、先ほど刻んでおいた野菜を加え、さらによくかき混ぜます。

次に自分の好みの味になるように塩コショウを入れ、調節します。ここでポイントは、最後にレタスを刻んで入れます。レタスを入れることでサクっとした歯ごたえがプラスされ、味も見た目もサッパリするのでおすすめです。

その後は、香りづけにチャーハンに直接かかることがないよう、鍋肌に流すように醤油を入れます。後はきれいに盛り付ければ完成です。小さいお子さんがいらっしゃる場合には、おちゃわんに入れ、ひっくり返し、丸く形をとれば喜ばれますよ。


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