料理の裏技

　定番メニューにワンポイント　〜カレーライス〜

冷蔵庫などに野菜が残っている時にカレーライスを作りますよね。手間もかからないし、子供も喜ぶ料理ですよね。いつも作っているカレーライスを少し変えるだけで、さらにおいしくなる方法をお教えします♪

カレーライスを作るといえば、市販されている固形のルーで作りますよね。専門店のようにスパイスを数種類用意して本格的につくるのは手間もかかるし、知識も必要になります。

そんな専門店の味に近くする方法があります。ガラムマサラという調味料はご存知でしょうか？ガラムマサラとは、各種スパイスを混合した、カレー粉に近いミックススパイスです。肉や魚の下味付けやくさみ消してくれるので、煮込み料理や、カレーに加えることでエスニックな風味が楽しめます。市販のカレー粉でも十分おいしく仕上がりますが、入れることでより本場の味に近くなります。

作り方としては、まずは普段どおりに野菜とお肉の下準備をします。お肉は一口大に切り、塩、コショウをふり、下味をつけておきます。下準備ができたら、厚手の鍋にバターと油をひきます。

次にお肉を入れて、表面に焼き色がついてきたら、タマネギを入れます。カレーの味はタマネギが決め手といわれてくらいなので、焦げないように弱火で、透明になるまで炒めます。次に、じゃがいも、にんじんの順に加えて、材料によく油がなじんだら水を加えます。この時にコンソメをいれるとコクが出ておいしくなります。

煮立ってきたら、アクが出てくるのでアクを取り、野菜が柔らかくなるまで煮ます。アクについては、アクの取り方で説明しています。柔らかくなったら、一旦火を止めてカレールーを小さく割り入れます。

市販のルーは2種類以上使うことでコクがでます。でも買いすぎると残ってしまうので、注意して下さい。カレーの味を見ながら2~3時間煮込みます。仕上がる直前にガラムマサラをたくさん入れて完成です。人の好みはありますが、本場の味に少しは近くなるかと思います。

味見をした時に子供さんがカレーを食べるには辛すぎると思ったら、最後にヨーグルトやトマト、すりおろしたリンゴを入れることで辛味がやわらぎます。別鍋に分けていれると、辛口と甘口の両方できるので分けておいてもよいかと思います。


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