株って何? |
株とは、会社が事業を始めたいがお金が足りないという時に一般の人から出資してもらいます。
出資した人を株主と言い、出資してもらった証拠としてその会社の株券が発行されます。
現在は株券を発行している所もありますが、2009年(平成21年)6月までの一定の日に
株券は、電子化(ペーパーレス化)されます。
つまり手元にはなくなり、株式を証券会社等の口座に電子的に記録する方法になります。
ペーパーレス化については、後ほど詳しく説明しています。
出資するということは、お金を貸すわけではなく、その会社にあげるという意味で
会社にお金を返してくれと言っても返してくれません。
その分、出資した会社が儲かれば、その利益の一部を株主に配当金として還元してくれます。
ですが、たいていの人の株をする目的は会社から貰える配当金ではありません。
発行してもらった株券を売買することによって、利益を得ようというものです。
株主になると、持っている株券の売買は自由になります。
もちろんそのまま持ち続けることも出来ます。
例えば一株1,000円で購入し、自分は100株持っているとします。
この時点で自分が出資したお金は、10万円となります。
ですが、この株を売りたいと思っても必ず同じ値段で売れるわけではありません。
会社が倒産してしまえば、その株券の価値は0になり紙切れ同然になってしまいます。
株の値段(株価)は毎日変動し、出資したいと思う人が多いほど上がり、
出資したいと思う人が少ないほど下がります。
つまり株価は、売買する人のバランスによって変動するわけです。
なぜ変動するかと言うと、
もし株主になっている会社の業績が悪化とニュースに出ればあなたはどうしますか?
会社の業績は、株価にも影響してきますから、すぐに売りたいと思いますよね。
こういった場合に売りたい人が殺到し、買いたい人が少なくなるため株価は下がるというわけです。
どの株が上がり、どの株が下がるかは誰にも予想はつきません。
株によって大きな利益を上げることも出来ますが、大きな損害を被ることもあります。
そのことだけはしっかり覚えて、株取引を楽しんで下さい。
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