貯金と節約

銀行　〜総合口座の開設と活用〜

銀行の使い方が分かれば、さっそく口座を活用してみましょう。銀行との付き合いは総合口座から始まります。総合口座とは、普通預金をベースに定期預金や貯蓄預金などが組み合わされている一番一般的な口座になります。先ほど銀行の使い方でも説明したように、振込みや引き落としで利用するには、まずは総合口座が必要になってきます。

総合口座を作るには、小銭とハンコと身分証明書（運転免許証など）で簡単に作ることが出来ます。後はそれらを持って銀行の窓口へ行くだけになります。

口座を開設するには、1円からでも作成でききますが、1円だけではさすがに恥ずかしいのでせめて100円程度持っていくとよいかと思います。銀行はどこを選ぶかは、自分の自由ですがメインバンクを選ぶで選ぶポイントなども掲載していますので、参考にしてみて下さい。

すでに総合口座を持っているというかたは、いくつも口座を持つ必要はありません。公共料金の引き落としや給料振込みを総合口座で行なっている場合、管理が面倒になってしまいます。ただし、1,000万円以上のお金を所持している場合は別です。

2002年4月からペイオフの凍結が解除され、これにより銀行がつぶれた場合でも預金は元本1000万円（＋利息）までしか保証されなくなってしまいました。

つまり1つの銀行だけに1,000万円以上預金しておくのは危険になります。ですのでその場合には、ペイオフに備えていくつかの口座に分散させる必要があります。

もし、今1,000万以上の預金を1つの銀行だけに預けておられるのであれば、考えてみる価値はあるのではないでしょうか。


総合口座を作成すると、キャッシュカードも作ることが出来ます。キャッシュカードを作成することにより、銀行のATMで出し入れをすることが出来ます。銀行だけでなく、手数料はかかりますがコンビニでも出し入れができる銀行もあります。これで総合口座を作成することができましたね。

では次に、公共料金や給料振込みは、すべて総合口座から行なわれるように手続きをしてみてはどうでしょうか。毎月払い込む手間も省けるし、家計簿をつけているかたは公共料金の領収書を集めて計算する必要もなくなります。

引き落とされた料金はすべて通帳に記入されることになるということは、つまり総合口座が家計簿の役割を果すということになります。

給料の振込みも手続きした場合には、総合口座に自動引き落としの積み立てをつけてみてはどうでしょうか。自動積立をつけることにより、毎月決まった日に引き落とされ、少しずつ貯金が貯まっていく方法になります。詳しくは裏技的貯金の自動積み立てで解説しています。

ある程度貯まったら、定期預金に預けるのもよし、利息のよいところへ預けてもよし。これで徐々に貯金も貯まっていきますよね。






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